2010年07月21日

ジャズをやってみたい



このようなジャズの演奏を聴くと、自分もジャズをやってみたいと思う。
と言っても、楽譜に縛られたジャズはちょくちょく演奏の機会があった。

でも、なんとなく束縛されていて、もっと自由さが欲しい気がする。

ジャズに関しては

ウグイスに楽譜はいらない

という言葉に強い印象を受けた。

ウグイスが鳴くように自由に楽器で歌えたら楽しいだろうと思う。
楽譜にとらわれず、ボチボチやってみるか。

心を同じくするピアノ弾き、ベーシスト、ドラマーを見つけなければいけない。

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posted by dolce at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と生活

2010年07月15日

クラリネット管の伝送周波数特性

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クラリネットの音響特性は、閉管、円筒管という管体の特徴から倍音列が奇数倍音列になるという説明は、以前、真空管アンプは音が良いか?(5)クラリネット(7)において行った。

ところが、頭の硬い人が人がいて、物理的構造から生ずる倍音の生成と、クラリネットを実際に鳴らした時の五線譜上の説明だけでは理解できないという人がいるので、ここに、音楽之友社刊「楽器の音響学」(安藤由典・著)の資料を参照させていただき、実験の結果を掲載させていただくことにする。

clarinet_densotokusei.jpg


[引用]
クラリネット管の音響特性については、最近、日本楽器製造(株)の、永井、加藤、村上の三氏が、綿密な解析を行った。研究の主眼は、次項に関する音程に関する点とみられるが、クラリネット管の伝送特性の計算と実測もその一環として行なっている。
上図は指穴全閉の場合の特性で、曲線は計算値、シンボルが実測値である。両者はよく一致しており、第1共振周波数(約150Hz)の2倍、4倍等の偶数倍周波数では、伝送特性曲線は全く谷となってなっていることが明らかに認められる。
このことから、クラリネットの倍音構造は、リード振動の形態のためではなく、管の伝送特性によるとしている。
posted by dolce at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラリネット

2010年07月15日

デジタル増幅の仕組み

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デジタル増幅の仕組みが理解できていない人がいるようなので、説明します。
下図を参照してください。

digitalamp3.gif


図中のトランジスタはパワートランジスタです。
Vaは音声のアナログ信号がデジタル信号に変換された電圧です。
これはトランジスタのベースに接続されます。
この時、ベース電流(ia)はごくわずかです。音声のデジタル信号はほとんど電圧の変化だけと言ってよいでしょう。

パワートランジスタのコレクタには大きな電圧(Vb)がかかっています。また、入力側のわずかな音声信号(Va)にもかかわらず大きな電流(ib)が流れています。

入力側の電力(ia×Va)はほとんど電力としては意味をなさない、つまりスピーカーを鳴らすほどの電力にはなっていませんが、出力側の大きな電流(ib)と電圧(Vb)により、電力(ib×Vb)は大きな値になります。
例えば、ib=1(A)、Vb=50(V)の時、電力はib×Vb=1×50=50(W)、つまり50Wのパワーが得られるのです。
これを電力増幅と言います。

増幅率というのは、出力側の数値と入力側の数値を比べて何倍になったかというものですが、この仕組みは入力がデジタルだが出力はアナログなので比較のしようがないので、増幅していると言えないという変な解説をしているサイトがあります。
SoundDesignFanClubです。

このサイトの問題のところを参照させてもらいます。

ここでデジタルアンプという名称について少し考えたいと思います。本来デジタルとは,ある瞬間に信号の大きさを数字で表すものであり,一般的に2 進数で表現できるものです。そしてオーデイオにおいては、これらの数字が正確な時間ごとに連続することが大変に重要です。このアンプでのPWM信号は時間の正確さを付け加えて、はじめて意味のある信号になつてくるのです。またこの信号を,スピーカーを駆動できるだけの電力に変換する,正確な電源を正確な時間で制御する必要があります。この部分は、もはやデジタル技術ではなくハイスピードなアナログ技術といつたほうがよいでしょう。

これらのことから,パワー部の入力信号はデジタルで、出力はアナログ、負帰還回路を通しての信号比較も無いので増幅器ではありません。正しくはデジタルアナログ変換電力供給機器というべきなのです。しかし従来からスピーカーを鳴らす機器をアンプと呼んできた背景もあり、ここではデジタル技術を中心にした,このような機器を慣習的にデジタルアンプと呼ぶことにします。余談ですが、開発当初はパルス・ストリーム・パワー・サプライなどと呼んでいました。


まず、この文の「本来デジタルとは,ある瞬間に信号の大きさを数字で表すものであり」というところから、おかしいのです。
そうかもしれないが、それとデジタルアンプの意味とは違うのです。
デジタルアンプとは、D級動作をするアンプのことです。

図を用いて説明したように、入力も出力もデジタルです。
こういう増幅の仕方をD級増幅と言っていますが、D級増幅はデジタル増幅と同義であり、最後の出力段がD級のアンプをデジタルアンプと言うのです。
定義を勝手に変えてもらっては困るという話です。
posted by dolce at 01:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2010年07月11日

アキュフェーズC-3800試聴会

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アキュフェーズが創立40周年を記念して、発売したプリアンプC-3800の試聴会に行ってきた。
同社のこれまでのフラグシップ、プリアンプはC-2810で1,207,500円(税込)は価格からしても、さすがフラグシップというだけあって、各種試聴会でも使われてきたし、何が何でも最高を所有しなければ気が済まないという人は、手に入れているだろう。

今回発表のC-3800は、どんな位置づけになるだろう。120万のプリアンプというのは、庶民においそれと手を出せるものではない。
では、アキュフェーズは40周年記念として、庶民に手の出せるものを出したのかというと、価格を見てびっくり、1,785,000円(税込)である。
しかも、アナログユニットは搭載していないので、レコードを聴きたい人は別にイコライザーアンプを購入しする必要がある。
同社のイコライザーアンプC-27を購入するとなると、これが52,5000円だから、プリアンプと合わせると、実に2,310,000円(税込)になる。

何でこんなに高いのと思ったが、試聴会に参加してその理由は理解できた。
簡単に言えば、C-3800はC-2810が2台分詰め込まれているということなのである。
2台分の回路を使ってバランス伝送を行なっているということで、それによってノイズを打ち消すことができるというのがこのアンプのコンセプトである。

また、ボリュームコントロールがC-2810でも抵抗による制御を廃したAAVA回路が採用された。
C-3800ではそれをさらにバランス回路にし、入り口から出口まで全段バランス構成になった。
AAVA回路の改良だけで、ずいぶんたくさんのアンプを使用したため、内部を見ると電源回路が大きく場所を占有し、まるでプリメインアンプかと思わせる。

さて、それまで贅沢な構成を採用した成果だが、今回の試聴会ではよくわからなかった。
というのは、試聴に使われたスピーカーのキャラクターが強く、もともとすでに高水準であったC-2810との差は埋没してしまったように思う。

贅沢な装置を使いながら、スピーカーだけが暴れていたという感じであった。
自宅に持ち帰って、現行の装置とプリアンプを交換したら、多分よくわかるのではないかと思う。
だから、興味のある方は試聴機を貸してもらった方がよいと思う。
posted by dolce at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

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