2011年01月22日

2011年01月21日のつぶやき



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2011年01月21日

ヴィクトリア・ムローヴァ

VictoriaMurova.jpg最近はヴィクトリア・ムローヴァの演奏をよく聴く。
特に、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を聴いてから、虜になってしまったようである。
完璧なテクニックを持っている上に、音楽に対するひたむきな姿勢と、知性を感じさせる演奏に過去の名人たちの伝統を引き継いで、高い次元を感じさせるものがある。

彼女がソ連から亡命したことは、歓迎すべきだと思うし、それを支えてきた人たちにも拍手を送りたい。
これからも、いたずらに商業主義に走らずこの素晴らしい演奏家を大切にしてもらいたいものだと思う。

ヴィクトリア・ムローヴァ(Viktoria Mullova, 1959年11月27日 モスクワ - )はロシア出身のヴァイオリニスト。

多くのヴァイオリン協奏曲やバッハ作品の他、ポピュラー音楽やジャズにも取り組み、デューク・エリントンやマイルス・デイヴィス、ビートルズなどの録音がある。

[経歴]

モスクワ中央音楽学校に学び、モスクワ音楽院でレオニード・コーガンに師事。1980年にヘルシンキでのシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで、1982年にチャイコフスキー・コンクールで優勝。1983年にフィンランドでの演奏旅行中に、伴奏者のヴァフタング・ゾルダーニャと共に亡命を図り、ソ連の所有するストラディヴァリウスをホテルに残して、タクシーに飛び乗り国境を越えた[要出典]。スウェーデンで政治的保護を求めるが、アメリカ大使館の開く週空けまでホテルに滞在しているようにというのがスウェーデン警察の指示であった。2日間ふたりは偽名でホテルの室内に篭り、受付に出て行くことさえしなかった。2日後にふたりは、アメリカ合衆国のビザを懐にしのばせ、ワシントンD.C.の街を歩いていた。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やモントリオール交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、バイエルン放送交響楽団など、世界の主要なオーケストラと共演している。エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団やオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークといった古楽器オーケストラとも共演しており、前者では指揮者も兼ねた。1990年代半ばからムローヴァ・アンサンブルを結成して、イタリアやドイツ、オランダで演奏活動を行い、バッハのヴァイオリン協奏曲を録音した。

小澤征爾の指揮するボストン交響楽団と共演した最初の録音(チャイコフスキーとシベリウスの協奏曲)は、モントルーのディスク大賞を受賞。1995年には、アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのブラームスの協奏曲の録音(サントリーホールでのライヴ録音)により、エコー・クラシック賞とドイツ・レコード批評家賞ならびにレコード・アカデミー大賞(音楽之友社)を、アンドレ・プレヴィンとハインリヒ・シフとの共演によるブラームスの《ピアノ三重奏曲 第1番》の録音によりディアパソン・ドール賞を、バッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ》の録音によりグラミー賞を受賞。

現在はロンドンのホランド・パークにおいて、夫であるチェリストのマシュー・ベイリーと3人の娘たち(ミーシャ、カーチャ、ナディア)と同居している。なお、ミーシャの父親はアバド、カーチャ(カティア)の父親はアラン・ブラインド、ナディアの父親はベイリーである。
ウィキペディア「フリー百科事典」より

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posted by dolce at 15:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏家

2011年01月20日

2011年01月19日のつぶやき

mrnewman007 / Shintaro_N
校長会絶対主義だって?〜捏造するな〜 | http://edlwiss.seesaa.net/article/181519712.html at 01/19 21:37




mrnewman007 / Shintaro_N
レコード作っている会社って、今、日本中で一社だそうです。今までの記録は「泳げたいやきくん」の500万枚だそうです。http://edwiss.com/ at 01/19 00:45
posted by dolce at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 指揮者

2011年01月19日

2011年01月15日

名演は過去のものか

mekyoku_meien.jpg音楽鑑賞を趣味とする人の中には、過去の録音を大切にし、繰り返し聴いている人がいます。
古くはSP時代の録音からあって、有名なものはCD化されていますが、デジタルに変換されたもので聴くのに抵抗を持つ人もいます。

そういう人の中には、一切電気的な増幅装置のない、ゼンマイが動力の大きな朝顔型のラッパのついた再生装置や、ホーンを内蔵した箱型のやはり電気を使わない装置で聴いている人もいます。

そして、それらで聴く名演とされた録音があるので、今日ではそれに匹敵するような演奏がないと言って、新しい録音やコンサート不要論を唱える人もいます。

しかし、趣味としては自分の主義を貫くことは一向にかまわないと思いますが、現代、あるいはこれから名演は出ないと言って、閉じこもってしまうような行き方に私は同調できません。

というのは、演奏というものはその時代を反映するものであり、演奏環境は刻々と変化し、人生というものは、絶対に同じことを繰り返すことはできず、絶えず新しい時間に突入しているわけで、昔の名演が残っているかといって、それらを今の演奏家たちと単純に比較することはできないと思うからです。

昔と比べると、現代は演奏家にとって集中しにくい時代だと言えます。
昔の音楽家の多くは、スポンサーによって生活が支えられており、そのもとで活動していたわけで、音楽が次第に商業主義に飲み込まれることによって、職業音楽家が多くなり、今日、世界的に名を馳せている人たちは、まず職業音楽家です。

スポーツの世界でもそうですが、生活の基盤が商業主義に飲み込まれると、生活のためだけにするコンサートやレコーディング会社、音楽事務所などの言うとおりに、たとえ気が進まなくてもやらなければいけないものが出てきます。

私は今日の演奏家が昔の演奏家と比べて、決して劣っているとは思いません。
むしろ、昔の演奏家が神格化されてしまっていると感じるものもあります。

今日の若い音楽家のテクニックは素晴らしく、昔は演奏不可能とか難曲と言われたものでも安々と弾いてしまいます。
音楽はテクニックだけではないですが、テクニックがないことには、思うような表現はできません。
テクニックの話を持ち出すと、テクニックだけが音楽ではないのようなことを言う人がいますが、それは、あるレベル以上のテクニックを持っている人たちから上の比較であると思います。

過去には素晴らしい演奏家、素晴らしい教師がいて、それらの先生から学んだ今日の若手演奏家の中には先生以上のテクニックを持った人もたくさんいます。
ただ、今日では落ち着いて演奏に没頭できる環境ができにくくなり、演奏者が満足に全力投球できることが少なくなってきていると思います。

そういう意味で、優れた演奏家に優れた演奏を残してもらえるように、音楽フアンや関係者は配慮すべきだと考えるのです。

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posted by dolce at 18:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

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