2012年02月29日

ジュリー・ロンドン「アラウンド・ミッドナイト」

julie.jpg演奏:★★★★★
録音:★★★

ジュリー・ロンドン(Julie London、本名:Gayle Peck ゲイル・ペック、 1926年9月26日 - 2000年10月18日)はアメリカ合衆国生まれの女優、歌手。
フリー百科事典「ウィキペディア」より

「ラウンド・ミッドナイト」というのは映画のタイトルで、メロディーもいいが、ジュリー・ロンドンが歌うことで、なんとも魅力度が増す。

私は彼女が歌っているCDを探した。

曲集はいろいろあるが、なかなかこの「ラウンド・ミッドナイト」が入っていなかった。
やっと見つけて中古を買った。

CDの始めにこの曲が入っている。

私はこの曲を何度も繰り返し聴いている。

録音は古いので、音質はいいと言えないが、ひどいというほどでもない。
それより、彼女の歌の魅力が優っていて、録音の古さは気にならない。

バンドの演奏が秀逸なのも、このアルバムの良さを引き立たせている。



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posted by dolce at 18:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | レコード・CD

2012年02月28日

太いケーブルと細いケーブル

太いケーブルは広い道路。細いケーブルは狭い道路。

ケーブルには抵抗がある。これは、導線の中の不純物のようなもので、電流はこの不純物によって流れが阻害される。

電気エネルギーはこの不純物により、途中でエネルギーを消失する。
これは、輸送トラックが事故を起こすようなもので、事故を起こしたトラックは目的地まで荷物を届けられない。

どんな導線でも、少しは不純物があるので、100%荷物を届けられない。

道路が広いと、事故は起きにくいが、狭い道路では起きやすい。
狭い道路に、たくさんの交通量を要求すると、事故の確率は高くなる。

事故が起きた状態は、熱を発するのと同じである。

広い道路で、たまに起きた事故は、熱もすぐになくなるので問題ないが、狭い道路でたくさんの交通量があると、事故が重なり、道路自体が交通不能になる。

発熱でケーブルが焼け切れるのと同じである。

dourotojiko.jpg
posted by dolce at 20:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年02月28日

太いケーブルは車線の多い道路のようなもの

太いケーブルは、車線の多い道路のようなものです。

どちらの道路を使った方が、建築資材を早く届けられるかと言うと、要求される資材の量にもよりますが、車線の多い道路のほうが荷物が多い時は、早く届けられます。

車線の少ない道路では、同じ量の資材を届けるには、スピードを上げなければなりません。
これが、水道のホースを細くした場合にあたります。

建物を早く建てるには、資材が早く届かなければなりません。

「車線の多いほうが、多量の荷物を早く届けられますよ」と言ったら
「なぜ、建物が早く建つかを説明していません」と言われると、ギャフンときます。

syasen.jpg
posted by dolce at 17:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年02月27日

インピーダンスの計算



交流回路を学んだ人には、わかっていることですが、一応、交流回路のインピーダンス計算について、掲載しておきます。

図において

imp_graph.jpgω=2πf f:周波数(Hz)

C:容量(F)

L:インダクタンス(H)

R:直流抵抗(Ω)

Xc:容量リアクタンス

XL:誘導リアクタンス

Z:インピーダンス(Ω)

グラフは容量リアクタンスの位相が90度進み、誘導リアクタンスの位相が90度遅れていることを示しています。
直流抵抗は、位相ずれはないので0度です。

図2のように、直流抵抗が大きくなると、インピーダンスは0度に近づくので、位相が改善されたようになります。
しかし、インピーダンスは増加するので、電流は小さくなります。

cable_touka.jpg


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posted by dolce at 18:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年02月21日

ケーブルの太さで何が変わるか

ここで変化させる変数は
「ケーブルの太さ」です。
「抵抗」ではありません。

今まで話題に出てきた
・許容電流
・時定数
・抵抗
・コイル成分による電流の遅延
・表皮効果
・その他

これらはケーブルの材質等を固定した場合は、すべて太さの従属関数といえます。



問題にしているのは「ケーブルの太さを変えることによって、電気回路上の何が変わるのか」ということです。

電気回路の変数は、電圧(E)、電流(I)、抵抗(R)の3つだけです。

単に「ケーブルの太さを変えたら、何が変わるのか」と問えば、変わるものは他にもあります。

例えば「重さ」だって変わります。

しかし、ここでのテーマは、ある人が「ケーブルは細くした方が、電流の流れは速くなる」と言ったので、私はそれは誤りであると言ったのです。

だから、ここでの問題点はケーブルの太さを変えると、電流はどう変化するのかということだけです。

ケーブルの太さが大きくなるということは、断面積が大きくなるということです。
断面積が大きくなるということは、直流抵抗が小さくなるということです。

だから、

(E/R)=I

の式において、R→小、I→大、ということです。
単純にこれだけのことです。

これを勘違いしているのは、水道のホースをイメージして「ホースを細くすると水の流れが速くなる」を持ち出していることです。

確かに、ホースを細くすると水は遠くまで飛ぶことから水流が速くなることは確認できますが、これは「流量」が増えたわけではないのです。

このことがわからなければ、バケツを用意して太いホースと細いホースではどちらが早くバケツが満杯になるか比較してみればよいと思います。

電流を流すというのは、バケツリレーをやっているようなものですから、ホースが太いのと細いのではどちらが有利かを考えてみればわかると思います。

電気信号が交流になると、インピーダンスの概念が必要です。
そうすると、直流抵抗の他に、誘導リアクタンス(XL)、容量リアクタンス(XC)も考えねばなりませんが、ケーブルの断面積が大きくなることで、XLやXCが変わることはありません。

従ってXLによる信号の遅延はありません。
posted by dolce at 12:59 | Comment(6) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年02月21日

音声信号とアンプやスピーカーの応答

コメントが長くなったので、ここに書きます。

※ 数字と下線は管理人です。

dolceさんのいう(電圧×電流×時間) とは
「電圧実効値×電流実効値×単位時間」であり、
十分な数の周期を含んだ平均値について計算されるものです。
@
スピーカーは
瞬時電圧×瞬時電流×微小時間
によって求められる瞬時の電力の波形をトレースする機器です。
実効電力が大きいことは瞬時の電力が時間通りに供給されることを保障しません。
実効電力が大きいことによりスピーカーが動きやすくなるということは1要素に過ぎません。
A



@私は「実効値の計算の話」はしていません。
音声波形に対する、スピーカーの応答の話をしています。

瞬時の現象に対して

>(電圧×電流×時間) とは「電圧実効値×電流実効値×単位時間」であり

こういう理論がどこにありますか?
初耳です。

A私にとっては意味不明な文章です。
「実効値」とは、交流電圧又は電流の値の表現方法の一種で、ある直流電圧を加えた場合とで交流電圧の1周期における平均電力が等しくなるときに、この交流電圧は先の直流電圧と同じ値の実効値をもつと定義されたもので、その定義による計算方法を示したものです。
実効値によって、駆動されているわけではありません。
交流は絶えず、変化しているので、そういう計算方法を決めたのです。
それに、実効値の話などしていません。

下図は音声信号に対する、アンプやスピーカーの応答を示したものです。
inpalusoutou.gif一般に、瞬間的な(パルス状の)音声信号を入力した時、アンプやスピーカーは「立ち遅れ」や「立下りの遅れ」を生じます。
その「立ち遅れ」や「立下りの遅れ」の時間が短いアンプやスピーカーほど、信号に忠実に動作していると言えます。
そのためには、アンプでは回路のインピーダンスが低いことが大切です。

otogabokerugenin.gif




posted by dolce at 00:28 | Comment(1) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年02月21日

抵抗を直列に入れると、電流は遅くなる

>立ち上がりは遅くなります。
>半導体アンプには、電源部に大容量のコンデンサがありますので、スイッチを入れた瞬間に
>コンデンサに突入電流が発生します。これを防ぐために、直列に抵抗を入れます。
>直列に抵抗を入れると、電流の流れは遅くなります。それで、コンデンサーに流れ込む電流はゆっ>くりに
>なるので、大電流を防げるのです

これは時定数のみの話では無いのですか。


時定数の話はしておりません。
図を使って説明します。
以下の図を見てください。

回路に抵抗を直列に入れると、電流は遅くなります。
その性質を利用して、回路の保護を行なっています。

totsunyu_denryu.jpg
posted by dolce at 00:05 | Comment(3) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年02月20日

ケーブルの等価回路

電気回路において、ケーブルの等価回路は図に示すとおりである。
抵抗、コンデンサー、コイルに関わる変数以外の要素はない。

cable_touka.jpg
posted by dolce at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年02月17日

スイス darTZeel社のアンプ

オーディオフェスタ 2012 でスイス darTZeel社のアンプが紹介された。

価格はパワーアンプ NHB-458(ペア)\16,380,000/1台、コントロールアンプはNHB-18 NS \3,150,000

プリメイン合わせると、総額\19,530,000になる。

フェラーリが安く感じる。



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posted by dolce at 00:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年02月13日

TADの最新作

TAD(Technical Audio Devices)はパイオニアの高級ブランドである。
スピーカーは早くから、発売されていたが、CDプレーヤー、アンプと出揃って、TADでオーディオシステムが組めるようになった。
詳細はTADのサイトで見ていただくことにして、毎年開催される、オーディオ フェスタで撮影してきたものを紹介しよう。



昨年は、低域がブーミーで、ちょっといただけないと言う感じだったが、今回は締まった音で、透明感、分離とも申し分なかった。

すべて揃えると\18,375,000(税込)になる。

パワーアンプはモノラルで1台90kgもある。
台座のように見えるのは、シャーシーで中には回路も組まれている。
黒く見える部分は、南部鉄が使ってある。

当初、海外生産と聞いたが、現在は国内生産ということである。
Made in Japanでないと、海外では人気がないという説明を聞いた。

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posted by dolce at 15:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

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