2012年03月26日

ニールセン/フルート協奏曲 クラリネット協奏曲 他

nielsen.jpg
フルート:エマニュエル・パュ
クラリネット:ザビーネ・マイヤー
サイモン・ラトル指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

管楽五重奏曲 作品43
フルート:エマニュエル・パユ
クラリネット:ザビーネ・マイヤー
ファゴット:ステファン・シュヴァイゲルト
オーボエ&コール・アングレ:ジョナサン・ケリー
フレンチ・ホルン:ラデク・バボラーク

演奏:★★★★★
録音:★★★★★

フルートのエマニュエル・パュはベルリンフィルの首席奏者。

クラリネットのザビーネ・マイヤーは元バイエルン放送響の奏者だったが、カラヤンが気に入ってベルリンフィルに迎えたことで、カラヤンとベルリンフィルの関係が不穏になったことで有名。

マイヤーは短期間でベルリンフィルを退団し、バイエルン放送響へ入団したが、現在はソリスト。

ニールセンという作曲家に関心のある人は、是非、聴いてみるとよいと思う。

フルートもクラリネットもさすがという演奏である。

この二人は今や、世界を代表する奏者と言ってよいと思う。

パユについては、名手揃いのベルリン・フィルの主席を務めるということは、相当なものであると想像できるが、そういう予想を十分に納得させられる演奏である。

マイヤーは女性奏者だが、演奏そのものは女性的というより、むしろ力強く歳を経てより充実した演奏を聴かせるようになった。
今や油の乗り切った年代と感じる。

木管五重奏は豪華メンバーで、この録音のために集められたと思えないほどの充実したアンサンブルである。

録音のEMIはデジタル時代になって、録音のバランスがよくなった。
そのせいか、優秀録音にも顔をだすことがある。

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posted by dolce at 09:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | レコード・CD

2012年03月20日

名曲名盤300

2011年4月1日、音楽の友社より発行の名曲名盤300-ベスト・ディスクはこれだ!

最近の名曲名盤の紹介にもかかわらず、推薦盤はほとんどアナログ時代のもの。
meikyoku300.jpgフルトヴェングラーやトスカニーニなどSP時代の録音も、未だにベストに選出されている。

デジタル時代になって久しく、機器が発達して、録音や再生はレベルが上がったにもかかわらず、名演は依然として古いものが多いことに驚く。

本を手にとって内容を見ると、古本を買ったのかという錯覚に陥る。

ごくまれに、現代の録音が選出されているが、こういう快挙をこれからも期待したい。
その貴重な録音として、選出された中に、従来、定番とされてきたウラッハ/ウィーンコンツェルトハウス弦楽四重奏団のブラームス「クラリネット五重奏曲」マイヤー/アルバンベルク弦楽四重奏団に首位を譲ったのが印象深い。

演奏者のテクニックは近年目を見張るものがあるが、芸術性において未だに過去を追い越せないということなのだろうか。

BrahmasCl5_3.jpg


BrahmasCl5_2.jpg





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2012年03月15日

オーディオの選び方がわかる本

Audio_erabikata.jpg雑誌「家電批評」特別編集の紹介。

これからオーディオを揃えよう。あるいは、バランスよく整えようと考えている人には参考になるかも知れない。
ただし、オーディオ歴のある人には物足りないかも知れない。

オーディオファンの数は、今日どれほどいるのかはわからないが、かつてのブームほどではないことは確かだ。

それは、伝統あるメーカーの商品を見るとわかる。

わたしとして、残念に思うのは、山水電気は細々と会社が存続した形にはなっているが、事実上製品がないという状態、アカイ、マイクロ、ナカミチといった会社がなくなってしまったこと、存続はしているがフアンに訴える主力商品を出していない会社が多くなった等々寂しい限りである。

これは、購買層が少なくなったということであるが、買えないという人、興味がないという人の二通りがあるのだろう。

しかし、そういう私も貧乏でなかなか買えなかった。

前置きはこのぐらいにしてオーディオの選び方がわかる本 超永久保存版 (100%ムックシリーズ)
で、まず注目したところは、セットを普及セット、中級セット、高級セットに分けて組み合わせ例もいくつか紹介しているところである。

現在、セットを持っている人も参考になるのではないか。

予算別価格帯で見ると

普及セット・・・・・20万円

中級セット・・・・・50万円

高級セット・・・・・100万円

に分類してある。

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posted by dolce at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年03月09日

魔法使いの弟子〜デュトワ/フレンチコンサート

mahotukai.jpg
シャルル・デュトワ指揮/モントリオール交響楽団
演奏:★★★★★
録音:★★★★★
タイトルは「魔法使いの弟子」となっているが、クラシックフアンにはおなじみの曲を集めたものである。

1.シャブリエ:楽しい行進曲
2.デュカス:魔法使いの弟子
3.シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
4.サティ(ドビュッシー編):2つのジムノペディ
5.サン・サーンス:バッカナール
6.ビゼー:小組曲「子供の遊び」
7.トーマ:歌劇「レーモン」序曲
8.イベール:喜遊曲

デュトワ/モントリオールの組み合わせは、オーケストラがデュトワの楽器というぐらい、密度の高いアンサンブルをする。
デュトワが作って育てたオーケストラのようなものだ。

録音のLONDONはオーディオマニアには昔から、録音の良さで有名。
デジタル時代になって、あまり差がなくなったとは言え、伝統の録音技術は顕在という気がする。

私が昔から感じているのは、特に打楽器のの音の録り方で、一体どのような方法で録音しているかと思う。

このCDでとりわけ印象深かったのは、サティ(ドビュッシー編)の2つのジムノペディで、さすがドビュッシーによる編曲ということもあるだろうが、素晴らしいオーケストラの伴奏に乗って奏でるオーボエのソロがなんとも美しい。

この曲を聴くだけでも、必聴に値すると思った。

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posted by dolce at 09:03 | Comment(3) | TrackBack(0) | レコード・CD

2012年03月09日

直流抵抗とコイルによる時定数

電気回路における時定数は小さいほど、電流や電圧の立上りは短くなります。

coil2.jpg(電気回路の立上りとは、規定電圧の63%に達する時間と定義されています。音質に関わる定義ではありません)

時定数は、直流抵抗とコンデンサーによる回路と、直流抵抗とコイルによるものがあります。

時定数をTとし、直流抵抗をR、コイルによる抵抗をL、コンデンサーによる抵抗をCとすると、

直流抵抗とコンデンサーによる時定数は


となります。

直流抵抗とコイルによる時定数は

T=L/R

となります。

coil.jpgT=C×Rここでは、スピーカーとスピーカーケーブルによる時定数を考えてみたいと思います。

そうすると、スピーカーのボイスコイルが、コイルの役割をしますから、時定数は

T=L/Rであり、この式からすると直流抵抗(R)が大きいほど、時定数は小さくなり、電流や電圧の立上りがよいことになります。

そうすると、スピーカーから出る音も早くなり、音の立上りもよくなるような気がするかも知れません。
本当にそうなるのかどうかを、考える前に、直流抵抗だけの回路、コイルだけの回路、直流抵抗とコイルが直列に接続された回路(これが、スピーカーとケーブルに当たります)を考えてみることにします。

まず、図1の直流抵抗だけの回路。

これが、スイッチオンと同時に規定電圧に達し、時定数はゼロです。
つまり、一番立ち上がりがよいわけです。

図2はコイルだけの回路です。

teiko_coil.jpgこの場合は、スイッチオンの瞬間、コイルに逆起電圧が発生し、これが抵抗になり瞬間的に規定電圧に達し、すぐに逆起電力はなくなるので、ゼロになります。

続いて図3は直流抵抗とコイルを直列につないだ場合です。

この場合は、スイッチオンと同時にコイルにかかる電圧ELが大きくなり、すぐに減衰すると同時に直流抵抗にかかる電圧が大きくなります。

そして、コイルにはほとんど電圧がかからなくなります。

つまり、規定電圧は直流抵抗の両端にかかるわけで、コイルにかかる電圧は限りなくゼロです。

この回路においては、直流抵抗が大きくなるに連れ、図1に近づくことになり、時定数を小さくすることになりますが、それは回路全体の特性に関わることで、直流抵抗が大きくなるほどコイルへの電圧はかからなくなります。

コイルがスピーカーのボイスコイルですから、スピーカーには電圧がかからず、なりにくい状態になることを示しています。
posted by dolce at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年03月06日

たこ焼きとオーディオ

下の写真は、パワーアンプの電源部である。
前面に見える円柱状のものが、ブロックコンデンサーで、その奥の四角な箱のようなものが電源トランスである。
この電源トランスだけで15Kgある。
コンデンサーは15000μFの容量のものが4本。

powerAmp_naibu.jpg


この強力な電源がアンプの良し悪しの大半を左右する。
ところで、このようなアンプの電源スイッチを入れると、この大きなコンデンサーにためるための大電流が流れる。この電流を突入電流と言い、このままでは何百Aという電流で端子が溶けてしまうほどになったりする。

そこで、徐々にコンデンサーへ電気をためるようにしなければならない。
つまり、いきなり大電流が流れないようにするわけである。
そして、ゆっくり電気をためた後に回路が動作するようにするわけである。
この説明は、以前に回路図を用いて説明した。

totsunyu_denryu.jpg


アンプのスイッチを入れても、すぐに起動しないのは、電気がたまるのを待っているからである。

徐々に電気をためるためには、回路図にあるように直列に抵抗を入れる。
言い方を変えれば、抵抗が直列に入ることにより電流は小さくなり、動作は遅くなるということだ。

takoyaki.gifこれは、電気回路としては「たこ焼き器」も同じだ。

たこ焼き器にはコンデンサーは使ってないが、消費電力はおよそ1000Wぐらいである。
これは、電源が100Vであるから10Aの電流が流れることになる。

たこ焼き器を電源につなぐと、たこ焼き器は10A要求するわけである。
だから、10Aを瞬時に供給できれば、たこ焼き器はすぐに加熱されるわけであるが、10Aも流せない細いコード(ケーブル)を使うと、ケーブルの抵抗が大きいので、電流は小さくなりあたたまり方は遅くなる。

結局、これはケーブルが細いと、スピーカーからの音の出だしが遅くなるのと同じである。

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posted by dolce at 20:51 | Comment(5) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年03月05日

電気回路における立上りとは

tachagari.jpg電気回路における立上りとは、規定電流もしくは規定電圧に達する時間の長さのことを言う。

音色は、いろいろな周波数が混じってできる波形の問題である。
それを、音声信号に変換した時、人の耳が感じる音のことである。

立上りがよくても悪くても、波形は変化しない。

図を参照のこと。

意味がわからない人がいるようなので、追加します。

ケーブルを細くすると、抵抗は増加します。
電流=電圧÷抵抗
だから、電流は小さくなります。
ということは、電流や電圧が規定に達する時間が長くなるということです。
これを、立上りが悪くなる(遅くなる)と言います。

ケーブルの太さと電流の関係を説明しているだけで、それ以外のことは論じていません。


しかし「立上り」という言葉を使っているので「音色のことを言っているのではないか?」という質問があったので、立上りは音色を問題にしているのではないと説明しました。

そうしたら、今度は「話題を変えて、音質の話をしようというのですか?」と言ってくるので、私にはこの人が何を考えているのかわかりません。

珍しい人ですね。普段は何をしている人ですか?


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posted by dolce at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年03月03日

電気回路より思考回路の問題です

※ 下線と[]数字は当ブログの管理人

オーディオの比較は通常、音量を同一として行います。[1]このことは途中でも書きましたがいままで曖昧にしており、音量が変化する場合も含んだような質問の仕方をしてきました。それは、スピーカーに供給される電力が小さい場合に、スピーカーが電力なりの動きをしないといったような現象があるというような知見をお持ちなのでは無いかと考えたためです。[2]

 しかし返ってきたのは供給される電力が大きければスピーカーが大きく早く動くという当たり前のことだけでした。このことを以って「立ち上がりがよい」と称するのは日本語として間違ってはいませんが、仮に、電力に比例してスピーカーが動くということあれば電力が大きいときは大きな音が出るというだけで音質は同じですから、[3]オーディオの比較としては意味がありません。音量を変えることを許容して[4]話をしてきたのは議論をわかりにくくするだけで、失敗だったようです。

 以下、音量を同一として比較するという前提でまとめなおします。[5]なお、許容電流については一応議論が尽くしたと思いますので省略します。必要な許容電流についてはdolceさんは非常に大きなものを想定されているようなので根拠となるデータなり資料を提示いただきたいと思います。[6]

音量を同一にするという条件は比較試聴の原則ですが、実際にオーディオ機器の一部を変更して音量が変わった場合には、聞きたい音量にあわせますから、オーディオ機器の実使用にも即した比較条件といえます。したがって、音量をそろえるという条件をはずした条件で議論して結論を出すということはあり得ません。[7]
 音量は、スピーカーに入力される実効電力で決まります。同じスピーカーに同じ波形で同じ実効電力をかければ同じ音量になります。
 音量をそろえるにあたってはアンプに基準の信号を入力して○dBという風に決めればよいでしょう。

 
[1]そういう話ではないです。
変えるのはケーブルの太さのみです。
「音質の比較」と間違えていませんか。音質の比較でしたら同音量で行うべきです。
しかし、ここでのテーマは音質の比較ではありません
ここの話は、ケーブルが太くなると、何が変わるかで、元の発言者が「電流が速くなる」と言っていたので、詰めると「ケーブルは細くすると電流が速くなるかどうか」です。
くどいようですが、音質の変化はテーマにしていません。

[2]知見の問題でなく、スピーカーには電力が供給されなければ、スピーカーは動きませんよ。だから、電力増幅器が要るわけですから。

[3]スピーカーからの音量は、電力の大きさに関係し、音色は周波数特性と位相に関係します。
しかし、音色や大きさではなく、電流の速さを問題にしているのです。
「ケーブルが太い→直流抵抗が小さい→電流が速い(大きい)→電力が大きい」
ということです。

[4]はじめから音量を変えるとか変えないの議論はしていません。
ケーブルの太さと電流の関係です。

[5]全く別の議論になります。
大体、ケーブルを細くしても、音量が同じにできるほどの変化なら、ケーブルの太さの議論は生じません。道路が狭くても、車が通れるだけの余地があれば、広い道路との差はありません。

[6]そんな必要はありませんね。
なぜかと言うと、ケーブルが細いとか太いとか言っても、電流が十分流れるだけの余裕がケーブルにあるかないかの問題で、細くしていけば、いずれか許容電流以下になるので、ケーブルは細いほうがいい、という理由にはならないということは理屈だけでわかります。
「細い方がいい」という意見への反論だけ成り立てばよいですから?

[7]ここでの議論のテーマには、全く関係ありません。ここでは、太さと電流だけの議論をしています。

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posted by dolce at 18:34 | Comment(11) | TrackBack(0) | オーディオ

2012年03月03日

舞踏への勧誘〜アンサンブル・ウィーン=ベルリン


butohheno.jpg
演奏
ウィーン・アンサンブル=ベルリン
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
カール・ライスター(クラリネット)
ギュンター・ヘーグナー(ホルン)
ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)
演奏:★★★★★
録音:★★★★

すばらしい演奏。

メンバーはウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ウィーン交響楽団の首席奏者から構成されている。
演奏はさすがというべきもので、木管五重奏の極致と言えるほどのものである。

この木管五重奏という演奏形態は、伝統的なクラシックのスタイルで、大作曲の作品も多い。
それだけ、この編成に魅力があるとも言える。

5つの楽器がすべて異なった楽器で、木管五重奏というのに金管のホルンが加わっている。

アンサンブルはソプラノからバスまで同種の楽器で揃えるのがいいと思う人もいるかも知れないが、私としては同属楽器で魅力を感じる編成としては弦楽四重奏ぐらいのもので、あとは、あまり魅力を感じるものがない。

しかし、木管五重奏は色彩豊かで、みな楽器が違うので、アンサンブルは難しいが名手たちの手にかかれば、それは魅力十分という感じである。

このCDの曲目はすべて編曲で、同じメンバーによるオリジナル曲のCDもあるが、私としてはこちらの方が魅力を感じる。

曲目

メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」よりスケルツォ
シューベルト「フヴェ・マリア」
ドヴォルザーク「スラヴ舞曲 第8番」
ショパン「雨だれのプレリュード」
リムスキー・コルサコフ「熊蜂の飛行」
ドヴォルザーク「ユーモレスク」
ウェーバー「舞踏への勧誘」
ドヴォルザーク「スラヴ舞曲 第10番」
ドビュッシー「子どもの領分」より「ゴリウォークのケークウォーク」
J.シュトラウスU世「ポルカ・観光列車」
J.シュトラウスU世「エジプト行進曲」
シュトラウス兄弟「ピチカート・ポルカ」
J.シュトラウスU世「常動曲」

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posted by dolce at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | レコード・CD

2012年03月03日

電気回路より考え方の問題

元のエントリーでは、
「電力が落ちる分はボリュームを上げればよい」
との考えに対して、ダンピングファクターの低下をあげて批判されていました。

ですから、電流ないし電力は同じくらいになるように調整した場合も、ケーブル
を細くして音の立ち上がりが悪くなるのかという検討が必要です。


上記のコメントでは、電気回路としての問題ではなく「思考の仕方」そのものに問題があると思います。

「電流ないし電力は同じくらいになるように調整した場合も」と言っていますが、それらを同じように調整できれば、結果は変わらないに決まっています。

考え方の問題点は「同じくらい」にできるかということです。

例えば「F1の車のようにファミリーカーもエンジン、足回り、ボディーを同じように調整した場合も、F1の車に勝てないか?」と言っているようなものです。

どんな車であっても、F1車と同じように調整して整備できれば、F1車に対抗できます。

もっと言えば、一般の車でも、飛行機と同じように条件を整えれば、空を飛べます。

問題は、同じようにできるかということです。

ケーブルに話を戻すと、細いケーブルであっても、太いケーブルのように条件を同じにできれば、細いケーブルでも同じ性能が出るのは当たり前です。しかし、現実には不可能でしょう。だって、細いケーブルでも太いケーブルと同じ条件にできれば、わざわざ
太いケーブルを使う必要がありませんからね。
もし、そんなことができたら、人類史上初の快挙です。あらゆる電線は細いものでいいということになりますからね。間違いなく、ノーベル賞ものです。

どんなものでも、小型にしても、大型のものと同じ条件にできれば、大型のものと同じ性能が発揮できるのは当たり前です。

最近、放送局のテレビカメラが小さくなりました。
それは、かつて使っていた大型テレビカメラと同等、それ以上の性能が出せるので、小さくなったのです。

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posted by dolce at 15:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

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