2012年11月02日

オーディオの選び方

audiodou.jpg私も、確かにそうだと思うことに、オーディオ装置を選ぶ時は、自分のよく知っている音源で試してみることと言うこと。

これには、思い出がある。

かの有名なYAMAHAのベストセラーNS-1000Mの思い出だ。

私はそれまでは自作が多く、もっぱら自作で聴くというのが私の主義のようになっていた。

しかし、忙しくなってきて、自作の時間もなかなかとれないようになってきたので、既成品のスピーカーを買おうと思った。

行きつけのオーディオ店に言って、数あるスピーカーの主だったものを試聴して決めようと思っていた。

いくつか試聴していくと、これまでに見たことのない真っ黒なスピーカーがあって、何だこれはと思った。

普通、スピーカーはネットグリルがついているが、はじめからそれもなくて、真っ黒で何も飾ったところがない。

YAMAHAというステッカーが貼ってあるだけである。デビューしたばかりのNS-1000Mだった。

切り替えてもらって聴いたところ、衝撃を受けた。

このスピーカーだけが、音が前に出てくるのである。

私は自分でも演奏をするので、その時持ち合わせたカセットに録音したものを聴いた。

自分の演奏だし、何の加工もしていないので、スピーカーの特徴がよくわかった。


■オーディオ製品を選ぶ時

音源のよくわかっているもので試聴してみるのが一番。

できれば、自分の演奏。

あるいは、自分で録音したもの。

それらもない場合は、自分が何度も聴いて音がよくわかっているCD。

オーディオ店にある視聴用のソースでは、ある程度はわかってもよくはわからない。

オーディオ製品は何らかのお化粧がしてある。

役者がお化粧して舞台に立つように、きれいに見せかける何かがある。

自作をやっていて、オーディオの基本(のようなもの)を学ぶと、王道としては、余計な共鳴を排除することが正しいと認識する。

しかし、それを徹底していくと、写真で言えば素顔を見るようなものなので、人によってはがっかりするかもしれない。

だが、モニターということであれば、自分の演奏を正直に再現してくれるものがいい。

それが、自分のよく知っている音源、特に市販の音源でないものはよくわかる。

最近ではTAOCのスピーカーを見かけるが、TAOCは制振技術に長けているせいか、そのノウハウを駆使したスピーカーを作った。

自分の演奏を聴いてみると、アラもそのまま出てくるので恥ずかしい。

他の多くは、そうか立派に聴かせてくれるんだと思うものが多い。

正直なものが、モニターとしては特によいと思うが、一般には受けないようである。

それでも、何でもかんでも同じような音になってしまう装置は、私の好みとしては敬遠したい。

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posted by dolce at 14:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

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