2013年01月10日

グレン・ミラー オーケストラ

glenmiler2.jpg伝統のグレン・ミラー オーケストラを昨年の11月に聴くことができた。

演奏会の数日前に友人から招待されたものだ。

平日の午後2時という時間にも、会場はほぼ満席であった。

グレン・ミラー オーケストラとは歴史的な定番なので、レコードやCDで聴いているし、昔のスタイルを引き継いでいるがメンバーは当然入れ替わっているので、特に新味はないのではと正直、思っていた。

ところが、実際に演奏を聴いてみたらすばらしさに感激した。

久しぶりに心が揺さぶられた。

正直、演奏中、涙が出てきた。

ジャズだからうるさいこともあるかな、と思っていたが、全然そんなことはなく、それより、こんなに美しい音があるのだと夢見心地になった。

リズムは合わせているというより、もう体に染みついている感じで、数十人がピッタリ、みな自然に呼吸していて合っているのだ。

ソロが入れ替わり立ち代り交代するが、これがみな超一流。

アメリカは奏者の層が厚いので、こういう有名なバンドにはなかなか入れないだろう。

生演奏を聴くと、しばしば「こういう音は、オーディオではとても再現できないな」と感じて、しばらくは我家の装置で聴く気はしなくなるのだが、今回もそういう気分になった。

偶然と言えば、市の図書館に寄ったところ、グレン・ミラーのポスターが貼ってあったので、よく見たら、翌月の12月に「グレン・ミラー物語」の上映のポスターだった。

これはぜひ見ようと、当日は開館と同時に会場の入口に並んだ。

私は10番目ぐらいだった。

280人ほどで定員なので、悠々と入れたが、人気は高かった。

映画ははじめて見たが、これも感動した。

やはり涙が出てきて、周りの人に気づかれないかと恥ずかしい思いをした。

年取って涙もろくなったのかも知れない。





主演のジェームス・スチュワートは、はまり役だ。
グレン・ミラーその人かと思ってしまう。

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posted by dolce at 14:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏評

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