2008年09月24日

真空管アンプは音が良いか?(4)

Triode_vacuum_tube.jpg真空管の模式図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


「真空管アンプは音が良いか?」と題して、真空管アンプの音作りに大きく影響しているのはOUTPUTトランスであると述べた。

だから「真空管の音は・・・だ」という意見の中には、トランスの特徴を指して言っていることが多いのではないかと思うということも述べた。

これは、言い換えると、[真空管アンプの音=トランスの音]と言っているのではない。

真空管アンプにとって、真空管そのものは主役であり、当然、アンプ全体の特徴を表している。
もし、[真空管アンプの音=トランスの音]であるなら、わざわざKT-88やWE-300Bを使わないで、6BM8、6BQ5あたりを使っておけばよいことになる。

問題は、アンプ全体にどの程度影響を与えているかと言うと、トランスの善し悪しが80%を占めると言う人もいる。

そういうトランスの影響だけでなく、私は常々疑問に思い、まだ誰も言及していないのではないか(少なくとも、私は知らない)と思うことがある。

中学生の頃、真空管アンプよく作ったのだが、ある日、スピーカーからは音が出ていないのだが、何やら小さな音で音楽が聞こえてくることに気がついた。

その音の出所をつきとめると、それは真空管であった。
真空管が鳴っているのに驚いた。
それで、真空管は鳴るんだということを知った。

それから以後、オーディオに親しんでいくうちに、鳴るのは真空管ではなくケープルも、いやコンデンサーも・・・いろいろな部品が鳴る(鳴く)ということを知った。

そして、スピーカー以外のものが鳴くということはHIFIとしては有害であるとの説明があることも知った。
だから、オーディオには鳴きを止める対策がいろいろなところにある。

ところが、冒頭の真空管の模式図を見るとわかるように、真空管はガラスのチューブの中に電極があり、これらの電極は足の部分は固定されているものの、大半の部分は宙に浮いた状態で振動はかなり自由である。
(だから、真空管は鳴くのだと思うけど)

振動を抑える対策は、真空管に対しては不可能ではないかと思う。
ここは、真空管をHIFIとして使うための致命的な部分ではないだろうか?

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posted by dolce at 15:19 | Comment(1) | TrackBack(0) | オーディオ
この記事へのコメント
これはすばらしい裸の王様だな
Posted by puromo at 2012年03月22日 02:01
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