2009年09月22日

鑑賞に耐えうる吹奏楽

中学校も高等学校も、背伸びしすぎる選曲を見る。

背伸びしているというのは、音に余裕がないことからわかる。

いや、音に余裕がないだけでなく、いわゆる論語読みの論語知らず的な演奏でわかる。

演奏することだけが精一杯の演奏は聞き苦しい。

技量を上まわる曲を選曲すれば、生徒はごまかす習慣ができる。

何年もそういうことをやれば、ごまかすことが身についてしまう。

数小節のソロも満足に演奏できなくなってしまう。

オーケストラを作ると、吹奏楽経験者から管楽器を担当させようとするとき、よく感じることである。

テクニックの難しい曲でなくても、きちんと演奏すれば、十分鑑賞に耐えうる演奏の例を紹介しよう。


序曲「バラの謝肉祭」 / J.オリヴァドゥティ

吹奏楽経験者なら、一度は演奏した経験があるかも知れない。
一応演奏できたから、完成した、卒業したと思っている人はいないだろうか?

テクニックに不相応な曲を、何ヶ月もかけてやるより、テクニック的にやさしい曲を数多く完璧に演奏することを考えた方が、結局、演奏の力はつくと思う。

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posted by dolce at 22:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | 吹奏楽
この記事へのコメント
dolceさん、こんばんは。
いつもブログを拝見していながら、
睡魔に負けてコメントを書くことさえ
できず・・・情けないです。
いつも、とても不思議なんです。
ずうずうしくも、自分が感じたことや
思ったことをオンタイムでdolceさんが
ブログに書いておられるので・・・!

今は、10月のコンクールに向けて
練習をがんばっています。
和気藹々、のんきな生徒ですが、
楽しそうに吹いている音楽からは、
心を明るくする何かが伝わってくるので、
私も楽しく、幸せだなぁと感じます。

dolceさん、季節の変わり目ですので、
お体に気をつけてお過ごしください。
Posted by kaori at 2009年09月24日 21:03
kaoriさんごぶさたしております。

10月ですね。
日没が早くなって、練習時間の確保も大変でしょう。

青春時代の生徒たちとの活動、うらやましいてですね。
先生も、青春をもらっていることでしょうね。

やがて、卒業の生徒もいます。
一日一日を大切にしたいものですね。
Posted by dolce at 2009年10月02日 23:59
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