2009年12月08日

オーディオはバランスが大切

アンプから煙が出てきたと思ったら、音が出なくなったということがあった。
このアンプ高価だったが、買って間もなく不調で修理したことがあった。

どうも、機械は運があるようで、いいものは故障知らずで何年も働いてくれるが、何か当初からトラブルがあるものは、修理してもよくないということが続くようだ。

たたりがあるようでもある。もしかしたら、呪われているかも。

突然のメインアンプの沈黙で、音楽が聴けなくなってしまった。
だが、おいそれと買う金はない。

そこで、お休み中のアンプを取り出した。

lv-105.gif


このアンプスペックを見ると、これでいけるのではないかと思う。

型式
ハイブリッド・プリメインアンプ

定格出力(20Hz〜20kHz)
105W+105W(6Ω)

全高調波歪率
0.008%以下(6Ω、1kHz)

周波数特性
1Hz〜200kHz、-3dB以内

入力感度/インピーダンス
Phono MM:2.5mV/47kΩ
Phono
MC:125μV/100Ω
CD、Tuner、AV/AUX:150mV/40kΩ


S/N比(Aカーブ補正)
Phono MM:90dB
Phono
MC:70dB
CD、Tuner、AV/AUX:110dB


AV入力端子
3系統

AVダビング機能
AV2→AV1

電源電圧
AC100V、50Hz/60Hz

外形寸法
幅438×高さ148×奥行346mm

重量
10.6kg

105Wも出るのだから、十分だろうと。

普通、1Wぐらいしか出ていないのだから。
1Wでも、スピーカーの能率からすると90dBの音がでるのだからと考える。

メーカーのコメントだって、なかなか立派なもの。

先進のテクノロジーと伝統的素材が融合したニュー・コンセプト・コンポーネント「Bridシリーズ」の第一弾として発売されたハイブリッド・プリメインアンプ
音楽性の優れた真空管とパワーと特性を誇るFETを採用しています。

初段にFET、高耐圧性とリニアリティが問われるプリ・ドライバ段に3極管、終段にMOS FETを投入しています。
電流歪を追放するために、全段にわたり電圧制御増幅回路を採用し、電流増幅に起因する干渉歪を防いでいます。

回路ブロックや信号経路間の相互干渉を追放するため、S.T.A.R.サーキットを採用しています。
この回路は、これまでのアンプ回路でよく行われていたアースラインと給電ラインの共有化を廃止し、全て基準点から各回路ブロックと信号経路へ直接ラインを引くことで、スムーズな信号の流れを実現しています。

AV機器にも対応するため、映像信号の入力部も搭載しています。


さっそく、つないでみる。

vector.jpg

結果は、なんとも情けない音。
普通車に軽四のエンジンを積んだような感じだ。

スピーカーが十分ドライブされていない。
こういうのを格の違いというのだろう。

オーディオはスピーカーが大切だという人がいるが、いや、バランスが大切だ。

結局、このアンプは本棚に収まって、相応な位置に納まった感じとなった。

lv-105_2.jpg


不思議なことに、こうやって鳴らしてみると、このアンプなかなかいい音がするとしばしば感じるのである。

FM/AMチューナーはKENWOODのKT-V880、CDプレーヤーはDENONのDCD-780、スピーカーYAMAHAのNS-10MM。

これで、グッドなバランスである。

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posted by dolce at 00:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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