2011年01月21日

ヴィクトリア・ムローヴァ

VictoriaMurova.jpg最近はヴィクトリア・ムローヴァの演奏をよく聴く。
特に、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を聴いてから、虜になってしまったようである。
完璧なテクニックを持っている上に、音楽に対するひたむきな姿勢と、知性を感じさせる演奏に過去の名人たちの伝統を引き継いで、高い次元を感じさせるものがある。

彼女がソ連から亡命したことは、歓迎すべきだと思うし、それを支えてきた人たちにも拍手を送りたい。
これからも、いたずらに商業主義に走らずこの素晴らしい演奏家を大切にしてもらいたいものだと思う。

ヴィクトリア・ムローヴァ(Viktoria Mullova, 1959年11月27日 モスクワ - )はロシア出身のヴァイオリニスト。

多くのヴァイオリン協奏曲やバッハ作品の他、ポピュラー音楽やジャズにも取り組み、デューク・エリントンやマイルス・デイヴィス、ビートルズなどの録音がある。

[経歴]

モスクワ中央音楽学校に学び、モスクワ音楽院でレオニード・コーガンに師事。1980年にヘルシンキでのシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで、1982年にチャイコフスキー・コンクールで優勝。1983年にフィンランドでの演奏旅行中に、伴奏者のヴァフタング・ゾルダーニャと共に亡命を図り、ソ連の所有するストラディヴァリウスをホテルに残して、タクシーに飛び乗り国境を越えた[要出典]。スウェーデンで政治的保護を求めるが、アメリカ大使館の開く週空けまでホテルに滞在しているようにというのがスウェーデン警察の指示であった。2日間ふたりは偽名でホテルの室内に篭り、受付に出て行くことさえしなかった。2日後にふたりは、アメリカ合衆国のビザを懐にしのばせ、ワシントンD.C.の街を歩いていた。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やモントリオール交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、バイエルン放送交響楽団など、世界の主要なオーケストラと共演している。エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団やオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークといった古楽器オーケストラとも共演しており、前者では指揮者も兼ねた。1990年代半ばからムローヴァ・アンサンブルを結成して、イタリアやドイツ、オランダで演奏活動を行い、バッハのヴァイオリン協奏曲を録音した。

小澤征爾の指揮するボストン交響楽団と共演した最初の録音(チャイコフスキーとシベリウスの協奏曲)は、モントルーのディスク大賞を受賞。1995年には、アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのブラームスの協奏曲の録音(サントリーホールでのライヴ録音)により、エコー・クラシック賞とドイツ・レコード批評家賞ならびにレコード・アカデミー大賞(音楽之友社)を、アンドレ・プレヴィンとハインリヒ・シフとの共演によるブラームスの《ピアノ三重奏曲 第1番》の録音によりディアパソン・ドール賞を、バッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ》の録音によりグラミー賞を受賞。

現在はロンドンのホランド・パークにおいて、夫であるチェリストのマシュー・ベイリーと3人の娘たち(ミーシャ、カーチャ、ナディア)と同居している。なお、ミーシャの父親はアバド、カーチャ(カティア)の父親はアラン・ブラインド、ナディアの父親はベイリーである。
ウィキペディア「フリー百科事典」より

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posted by dolce at 15:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏家
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