2011年01月23日

N響が冴えないのは

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N響が冴えないのは、どうもN響だけの問題ではないようである。

定期会員というのがあって、その会員のコンサートでの態度がよくないらしい。
態度がよくないというと、会場を子どもが走り回るようなイメージを描く人がいるかも知れない。

定期会員は、年配が多く、そういう意味では音楽通が多いと考えてよいと思うが、演奏中の雑音、例えば老眼鏡を持った人が多いのか、演奏が始まると眼鏡ケースをパチパチと開ける音がそこら中でしたり、何か持ち物をガサガサと探る音がするとか、要するに音楽に無頓着といった態度が目立つというわけだ。

こういうのは、演奏者にとっては気持ちがめげると思う。
想像するに、私も気分悪くなる。
コンサートでは、どういうわけかこういう鈍感な客がいる。
ひどいのになると、ペットボトルを持ち込んでお茶を飲み始める者がいたりする。

演奏が終わるや否やブラボーを叫ぶ者もたまにいて、こういうのも頭にくる。
録音エンジニアにとっても迷惑だろうなと思う。
拍手も同じ、完全に音が消えて指揮者が客席を向いたときにした方がよい。

テレビ中継やライブの録画では、あまり客席の様子はわからないが、態度の悪い客席を目の前にしては、演奏も気持ちが入らないだろう。

東京という日本の中心でもそんな具合ということは、日本人の文化程度が知れるという気がする。
まあ、この国は芸術家が生活しにくいということでも、政治姿勢もあまり文化に力を入れているとは言えないので、国民がそうであってもしかたがないということだろうか。

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posted by dolce at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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