2011年02月06日

タンノイが変わった

TANNOY.jpg2010年8月、タンノイ社はKINGDOM ROYALというスピーカーを発売した。
このスピーカーの発売によって、タンノイは伝統のスピーカー、音をわずかに残しながら、大きくこれまでの方向を変えたと言える。

従来のタンノイは家具調で、エンクロージャーは弦楽器の胴のように積極的に鳴らしてきた。
壁や床を利用し低音を稼ぐという設計であったとも言える。

しかし、近代的なスピーカーはむしろ壁から離し、床から離すか振動を伝えないという方向である。
それは、トランジスタアンプになってから、アンプの駆動力は大きくなり、壁や床を利用することなく、スピーカー単体でアンプ強力な駆動力を背景に低音再生も可能になったからだと言える。

オーディオファンには様々な傾向の人がいるが、昔の音を懐古的に楽しむ人から、より生音に近くという人までいる中で、生音、リアル感を求める人が多くなってきたと思う。
それは、メーカーの主力製品をみることでもわかる。

タンノイやJBLは日本人のファンに受け入れられ、一時代を作ってきたと思うが、タンノイはクラシック向きでジャズを聴くスピーカーではないとか、JBLは反対にジャズ向きで、クラシックには向かないとされてきたのが大多数の人が認めるところであろう。

しかし、近代的なスピーカーはジャズ向き、クラシック向きではなく、何でもソースを忠実に再現するという方向に変わってきた。
JBLはエヴェレストというスピーカーを発売し、タンノイはKINGDOM ROYALによって何でも忠実にこなすスピーカーに舵を切ったと思う。



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posted by dolce at 20:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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