もう、入部も決まって、そろそろ楽器も決まるところでしょうか?
伝統ある吹奏楽部やベテランの指導者には、釈迦に説法ですが、始めの間違いであとあと生徒が苦労するところを老婆心ながら、あえて確認をお願いしたいです。
それは、ホルンとトロンボーンに関する指導です。
■ホルン
ダブルを使っているところが多いと思いますが、F-B♭の切り替えで、B♭を常時使っている学校が多いようです。
それは構わないですが、B♭ということで、運指をトランペットのB♭と同じように教わっている生徒がいます。
これは間違っていますので、今一度、運指表でご確認ください。
できたら、ホルンらしい音色のFも使ってください。
かつての記事
http://bestmusic.seesaa.net/article/55181840.html
もご参照ください。
■トロンボーン
トロンボーンは管自体はB♭管なのですが、ポジションは実音で習うのが正しい方法です。
第一ボジションを「ド」(実音B♭)と習ってしまう生徒は、後々苦労しています。
6ポジションを「ド」(実音C)と教えてあげてください。
かつての記事
http://bestmusic.seesaa.net/article/54924080.html
をご参照ください。



