2007年08月18日

ヘミオラ

finlandia.jpg
ヘミオラとは楽譜に書いてある拍子とは違って聞こえる音型のことを言います。
図にはシベリウスの交響詩「フィンランデイア」の例が示してあります。

この部分は記譜は4拍子ですが、5拍子のように聞こえます。
当然、指揮は4拍子に振らなければなりません。
1拍目は図ののところになります。
ここが1拍目になるように振らない指揮者は、演奏者を混乱させます。
または、指揮者がそのように正しく振ってくれない場合は指揮を見ない方がよくなってしまいます。

こういう間違いは、アマチュアの指揮者によくあります。
プロの指揮者でも、こういうところがどうなっているのかわからない指揮者がまれにいますが、それは指揮者は指揮者でも「タレント指揮者」つまり格好とか容姿とか、何か商業的な作戦で売り出しているのではないかと思います。

こういったポイントを指揮者がきちんとやらないと、アンサンブルはきちんと揃わないというか、引き締まった演奏にはなりません。
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posted by dolce at 06:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | 指揮について
この記事へのコメント
ヘミオラの定義が一般的なものと少し違うと思われますが、意図的なものでしょうか?
Posted by 高橋英男 at 2014年03月24日 19:34
どのように違いますか?
Posted by dolce at 2014年03月27日 21:46
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