
★★★★★
ピエール・ブーレーズ指揮/クリーブランド管弦楽団
春の祭典はレコードもCDも何枚か持っているが、私はこれが決定版だと思う。
初めてレコード聴いたときの衝撃は忘れられない。
この曲は、指揮者にとっても演奏者にとっても難曲と言われている。難曲と言われても、プロならどんな指揮者、団体でもそれなりの演奏をする。しかし、難曲というのは、演奏に対して精神的プレッシャーがかかるものであり、そのごくわずかなためらいが演奏の切れ味に出るものである。
この録音は、さすがセルの楽器と言われたクリーブランドだけあり、その正確無比の演奏スタイルがこの曲にマッチしている。
また、この種の曲を得意とするブーレーズとの相性も抜群で、その上CBSソニーの優秀な録音と三拍子揃っている。
アナログ時代の録音なので、現在のデジタル録音とではダイナミックレンジに差があるはずなのだが、それを感じさせない。
レコードもオークションなどで売りに出されたら、是非確保しておきたいものである。
CDは現在でも発売されている。
ストラヴィンスキー:春の祭典










