
トロンボーンはB♭管だからといって、トランペットのようにB♭調の楽器として教えていませんか?
トロンボーンの楽譜はinCで書かれています。その記譜音とポジションが一致するように教えるのが正しいのです。
しかし、中学校でB♭調の楽器として音階(ポジション)を教わってくる生徒は、高校へ行って苦労しています。楽譜に鉛筆で階名のふりがなをつけている生徒もいます。
どうして、そう教わってくるのかわかりませんが、困ったものです。
正しくは、下の図が正しいポジションです。

アメリカの吹奏楽指導者は、一応、全部の楽器を習うと言われています。
そこまでしなくても、吹奏楽の指導者は、それぞれの楽器の入門書を見てみるとか、プロの講習会に出るなどしたいものです。
一度、誤ったことを身につけてから、それを白紙に戻すのは大変なことです。

片田舎の社会人吹奏楽団で指揮者をしています。
読ませていただいていろいろと勉強になります。
今後も期待しています。
これからも、お役に立てるようがんばります。
よろしくお願いします。
お気づきの点は、ご意見ください。