クラリネットという楽器が、いとも簡単な楽器に思えてしまう。ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番
チャールズ・ナイディック(Charles Neidich, 1953年-)は、アメリカのクラリネット奏者、作曲家である。ジュリアード音楽院の講師でもある。妻は日本人クラリネット奏者の大島文子。
大変頭の回転が速く、博学である。イェール大学では人類学を専攻していた。 クラリネットに関する話をしているときはいつも楽しそうな顔をしているが、本番のときに緊張していてもあまり周囲には気づかれず、むしろ楽しんでいるように見える。
独特の柔らかくのびやかな音色で、ロマン派時代の楽曲や自身が作曲した作品、アメリカ人作曲家の作品、ヴァイオリン曲をクラリネット用に編曲したレパートリーを多く扱う。素晴らしいテクニシャンであり、また非常に研究熱心で、ひとつの音に対し運指を10種類使い分けることもある。
また、クラリネットの原型となる古楽器(ピリオド楽器)の演奏も行い、ブラームスの時代に存在したクラリネット(のレプリカ)を使用してブラームスのソナタを演奏することなどもある。
日本で演奏会を開くときは妻の文子が解説を行う。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナイディックの演奏で驚かされるのは、何と言ってもそのテクニックである。
かつて、フランセのクラリネット協奏曲を聴いたことがあるが、この難曲をいとも簡単にこなしていて、驚いた。それで、レコードやCDを探したが発売されていないのは残念。
ここに紹介したCDはウエーバーのクラリネット協奏曲集であるが、特にテクニックを必用とするのは第2番であり、作曲当時は誰それ(?)しか演奏できなかったと言われる。
ナイディックのテクニックのすばらしさはいかんなく発揮されている。
クラリネットに携わっている人はもちろんのこと、それ以外の人たちも、クラリネットの性能を知るにはよいCDだろうと思う。
また、競演のオルフェウス室内管弦楽団は、指揮者のいないオーケストラとして有名であり、このCDを聴くとその精緻なアンサンブルに納得させられる。










