「いやあ、指揮者って、せいぜいもって2年ですよ」
と、どうしてかという続きを彼は続けました。
「初対面のオーケストラでも、半分のメンバーは好感をもってくれても、後の半分は反感を持っている。すると、反感を持っている半分は指揮者のアラ探しを始める」
つまり、どうでもいいようなこと、ちょっとしたことでも、反感を持っている連中は、質問したり、素直でない行動をとる。
それで、それらの精神的軋轢に耐えられるのが2年間ぐらいだというのである。
まあ、わざと違う音を出して指揮者を試すなんてこともあるかも知れませんね。
まるっきりはずれた音を出せば、すぐバレるでしょうが、オクターブを変えたり、同じ和音の中の違う音を出したりすれば、バレにくいかも知れません。
メンバー全員が半音高くして演奏したなんて話も聞いたことがあります。
そうしたら、指揮者が
「バカにするな」
と怒って帰ってしまったという。
それで、メンバーは「すげえ」と感じて、以後従順になったと言います。
難しいのは、いくら音楽に関する能力、指揮がうまくても「人間的に受け入れられるか」ということがあります。
だから「指揮は学べるか」という問に対しては「学ぶことはできるが、指揮者になれるかどうか?」という返事が返ってくるわけです。
のだめカンタービレでも、オーケストラのメンバーが「この若造」といった反感のシーンがありました。
半音上げて演奏したというのは、聞いた話ですが、海外のメジャーなオーケストラの団員が直接話してくれたことですが、指揮者が練習後や休日に団員の機嫌をとるためか自宅に招待してもてなすこともあるということです。
まあまあ、人間関係がよくても、同じ指揮者で何度も演奏していると「飽きてくる」ということもあります。
だからでしょうか、常任指揮者としての契約は2年ぐらいが多いのかも知れません。
ベルリンフィルは「この指揮者はだめだ」と感じると、指揮者を無視し、コンサートマスター中心で演奏をやってしまうということを言っている人もいました。
カラヤン(ヘルベルト・フォン・カラヤン)はベルリンフィルから終身指揮者、つまり「我がオーケストラであなたは一生指揮してください」という称号をもらったわけですから、いかに偉大な指揮者であったかということです。











ぶろぐ村からやってきました。
「指揮者は必要か?」
これは難しい問題ですね
優れたオケストラだと、指揮者がいなくてもしっかりとした演奏をするのではないかと思います。
とりわけ古典系のテンポがあまり変わらない曲の場合、そうだと思います。曲がややこしい曲の場合、指揮者がいないとバラバラになってしまうこともあるかもしれませんね。
私の経験では、棒で音楽を語ることができない指揮者はダメではないかなって思います。言葉で抽象的なことを延々と喋りまくる、それに自慢話を延々と練習時間にする指揮者、それに、音程、リズム感のない指揮者、奏者虐めをするのを楽しんでいる指揮者(実際におられるんですよ、爆〜)、こういう指揮者の方々は、どうかなって思います。私が素晴らしいと思った指揮者の方は、無駄話は一切されませんね〜。
プロの場合は3回の練習で音楽を作っていかなければなりませんから、相当の能力を持っている方でないと、演奏技術の進んでいる今の奏者の方を満足はさせられないのではないでしょうか?
指揮を見ないと公言されている奏者の方も多いです〜。
ミ(`w´)彡
そうですね。やたらと話の多い指揮者はうんざりですね。
「今日はよく合ってたじゃない」
「ウン、指揮者をみないようにしたもん」
という会話が、かつて、練習の後でありました。
奏者をいじめる指揮者ということですが、私も経験があります。
自分の指揮のまずいのを奏者のせいにするんですね。
私自身、ベートーベンの6番「田園」の練習の時、指揮者に呆れて、一度だけ帰ってきてしまったことがあります。
自分が指揮をするときは、そういう指揮をしないようにしたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。