協奏曲を取り上げる理由は、協奏曲を聴くことによって、各楽器の特徴がよくわかるということと、協奏曲が作曲された背景には、たいていはその楽器の名手がいたということで、名人芸が聴けるということです。
筆者の独断で取り上げますが、読者でご意見があればお寄せください。
まず始めはヴァイオリン協奏曲を取り上げてみました。
ヴァイオリン協奏曲で、最も演奏回数の多いのは、恐らく
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
の3曲ではないかと思います。
この3曲の演奏回数が多いと感じるのは、作品が優れているのはもちろんですが、メロディーが親しみやすく、あまりクラシックになじみのない人たちにも好まれるからだと思うからです。
レコード会社も商売ですから、なるべくたくさん売れそうな企画をするんだと思います。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、のだめカンタービレでも演奏されていた曲ですね。
そこで、これらを聴くにはどのCD(レコード)がいいのかということになりますが、名手たちが競って演奏していますから、一つに絞ることはなかなか難しいですね。
しかし、録音という技術を通すことで、演奏者と録音技術がうまく噛み合うかどうかの問題もあります。
ベートーヴェンは、

入手しやすいということも考慮し、チョン・キョン・ファ独奏、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、テンシュテツト指揮を取り上げてみました。
録音はやや古いが、手に入ればオイストラフ/クリュイタンスやフランチェスカッティ/ワルターもすばらしいです。
チャイコフスキーは、

彼女の17歳の演奏を聴いたとき、とても17歳とは信じられませんでした。
メンデルスゾーンは、

このCDは、チャイコフスキーの協奏曲も入っているのでお買い得かも知れません。









