2008年02月12日

ギター協奏曲

ロドリーゴ:アランフェス協奏曲

ギターは最も普及している楽器だそうだ。しかも、その普及率の一番高いのが日本だそうだ。

ギターは小さなオーケストラとも言われ、表現力の高い楽器である。
しかし、ギターの協奏曲となると少ない。
それは、音量が小さく、オーケストラとのバランスが難しいということもあるようだ。

だが、そういうギターのハンディを乗り越えたギター協奏曲の名曲がある。
それがロドリーゴ:アランフェス協奏曲である。
この曲、第2楽章は特に有名である。メロディーがとても美しい。これだけで、映画音楽に使えてしまう。

テデスコ:ギター協奏曲 ニ長調 作品99

マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコはギターの巨匠セゴビアのために曲を書いたことがあるそうだが、セゴビアはそれらの曲が気に入って、協奏曲を依頼して作曲されたのがギター協奏曲ニ長調である。

テデスコもオーケストラとのバランスに苦労したそうだが、セゴビアの助言により完成に至ったということである。

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さて、演奏だが、ジークフリート・ベーレント(ギター)、ラインハルト・ペータース指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏がたいへんよかった。録音もいい。
ソリストの腕は第一級で、対するベルリンフィルの演奏もさすがという感じがする。

実は、私はこのレコードをリサイクル・ショップで300円で買った。
大変に得をした気持ちになった。
1966年の録音とあるが、録音は古さを感じさせない。

ここに紹介しているのは、恐らく、このレコードのCD化と思われる。


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日本では村治佳織も有名だが、聞き比べもいいかも知れない。

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posted by dolce at 18:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 協奏曲
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