2008年03月21日

シャルル・ミンシュの芸術

munch.jpgTCE8730 MONTAIGNE(輸入盤)2枚組

シャルル・ミンシュ指揮/フランス国立管弦楽団

◆CD1
 ドビュッシー

 イベリア
 ピアノと管弦楽のための幻想曲
 交響詩「海」

◆CD2
 オネゲル

 交響曲第1番

 デティユー

 交響曲第2番「ル・ドゥーブル」

 ルーセル

 バッカスとアリアーヌ
 
 組曲第2番

録音:1962年5月8日 ドビュッシー音楽祭(CD1)、6月5日(CD2)パリ、シャンゼリゼ劇場(ライブ)

40年以上前の録音であるが、ノイズもなくクリアである。
レンジは広くないが、引き締まった音で録音されている。

ライブ録音のせいか、ジャズのライブハウスを少し広くしたところで録音したように聞こえる。
残響は少なめで、客席というよりステージの上にいる感覚が強い。

演奏だが、残響が少ないため、個々の奏者の技量がよくわかる。
管楽器の演奏はミスがなく、演奏技術が相当に高いことがわかる。

解説によると、
ミュンシュはトスカニーニ、ライナー、セルといった人達とはまったく違う型に属しており、例えリハーサルで完璧を求めずとも、演奏会では見事な花開かせる。仮にそれが正確さにおいて幾分欠けたとしても、そこには情熱と、自発性と、柔軟さがあり、同じ曲を2回演奏してもその都度新しさが生まれるのである。

とある。

ミンシュと言えば、ボストン交響楽団の常任指揮者であるとき、VICTORから発売された、ベルリオーズの「幻想交響曲」を思い出すが、あの熱気ある演奏は、奏者のやる気を引き出す彼の性格のせいかとも思った。

CD1の曲どれもが緻密に整理された演奏であり、それが独裁者と言われたセルと違うタイプの指揮者によって作られているというところが凄いと思う。
CD2はまだ聴いていない。

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posted by dolce at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | レコード・CD
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