2008年04月02日

使ってみたいスピーカー

pax20a.gif私のオーディオの原点は、左のスピーカー、パイオニアのPAX-20Aである。パイオニアの社名が福音音響(ふくいんおんきょう)というころのものである。
私はまだ中学生で、工作好きから次第に電気関係の工作に好みが進んでいた頃で、いわゆる街の電気屋さんというのがあちこちにあって、ある電気屋さんの棚に、普通のラジオなどには使ってない外観をしたスピーカー(単体)に惹きつけられたのがこのPAX-20Aである。
やっとの思いで1個を手に入れ、しばらくはそれだけで聞いていた。
今まで聞いたことのない音に、この時オーディオの世界というものに突入したと思う。

この頃は、オーディオについてはアマチュアやマニアからメーカーの方が刺激を受けていた。
それが、やがてオーディオ全盛時代になって、メーカーは圧倒的な資本力で、それまでマニアがやっていた贅沢なシステムを商品化していった。

売れるか売れないかに関わらず、やってみたいと思うことは何でも商品にするというような時代だった。
そういう頃を知っている人は、メルコ(現在の社名はバッファロー)がターンテーブルだけで重量が50Kgもあるレコードプレーヤーを発売していたことを知っているだろう。

今はなくなってしまったマイクロという会社も、重量級のターンテーブルをコンプレッサーで浮かせて、さらにレコードを真空ポンプでターンテーブルに吸着するといったプレーヤーを発売していた。

オーディオ全盛のブームを作ったのは団塊の世代というような気がするが、そう思うのは、未だに高級オーディオを買っているのは、余裕のある団塊の世代ではないかと思うからだ。

fe208es_kansei.jpgさて、オーディオブームが去って、再びやや盛り返しているような気がするが、おもしろいメーカーが相次いで消えていった中で、未だにユニットを作っている会社がある。

フォステクスである。
この会社は昔はフォスターと言った。
工作の好きな私にとって、こういう会社が今も元気であるということは嬉しいことである。

さて、わたしはふとした機会から、フォステクスのFE-208ESというスピーカー(ユニット)を知った。
私の街には近くに、高級オーディオを売っている店が2軒あるが、そのうち一つで偶然見つけたスピーカーがFE-208ESである。
友人がオーディオに興味を持ち始め、オーディオ店に立ち寄ったとき、床に段ボールに入ったこのスピーカーを見て、友人が「こんなのはどう?」と言ったので、私は、まあ、入門にはいいかもと思い「いいじゃない」と言った。

友人は即座に買ってしまった。
買ったのはいいが、エンクロージャーが必要なので、そこまでめんどうをみることになった。
友人は金持ちなので、指定箱を専門業者に注文して作らせた。

やがて、エンクロージャーが来たというので、私は友人の家に出かけた。fe208es1.jpg
玄関においてあった箱は想像以上に大きく、二人で運ぼうと思っても持ち上がらなかった。
引きずるようにして部屋に持ち込み、私がスピーカーを取り付けた。

入門という程度に思っていたこのスピーカーから、驚くべき音が出てきた。

fe208es2.jpgプリアンプもメインアンプも真空管で私が作った。
パワーは15W程度だったと思うが、とてもエネルギッシュな音が出てきて、一番よいのは何と言ってもユニット単体の自然さである。

アナログプレーヤーはノッテインガムでカートリッジはオルトフォンのコントラプンクトBだった。

私はこのスピーカーが欲しいと思い、調べてみたら、なんとフォステクスの限定300個発売というもので、すでに完売されていた。
だが、まだ店には残っているかも知れないと思い問い合わせたら、運良く2個残っていたので即座に買うことにした。

p208.jpg
完成した写真を見るとわかるが、このスピーカーの取り付けには真鍮のリングが用意されていた。
使わなくても取り付けられるのだが、スピード感が増すなどと書かれていたので、安くはなかったがこれも買ってストックしてある。

時間と金銭的な余裕ができたら、私もぜひこのスピーカーをエンクロージャーに入れて聞いてみたいと思う。

■規格
インピーダンス 8Ω
最低共振周波数 40Hz
再生周波数帯域 f0〜13KHz
出力音圧レベル 99dB/W(1m)
入力      100W(Mus)
M0 15g
Q0 0.1
実効振動半径  8.1cm
マグネット重量 3.64Kg
総重量     10.5Kg

スピーカー単体としてはかなり重い。
演奏会場の雰囲気が自然に伝わってくる。
能率が非常に高いので、アンプのパワーがいらない。
(真空管アンプに適していると思う)

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2008年03月30日

バイアンプ試聴

メインアンプを2台にして、バイアンプ構成にしたことを述べました。
メインアンプは、オーディオ全盛時代、VICTORが物量を投入して作ったM-L10です。
現在は、当然発売されていません。
このアンプを使ったのは、同社のラボラトリーシリーズM-7050を使っていて、このアンプの音が気に入っていたからです。

現在製造されている名の通ったアンプ(真空管、トランジスタ)を試してみましたが、オーディオ全盛時代(25〜30年ぐらい前)のアンプがいかにすばらしかったかを再認識しました。
VICTORのM-L10はM-7050の後継機とみられ、さらに贅沢な作りをしています。
電源トランスだけでも15Kgぐらいあり、同社が電源を重視していたことがわかります。

オーディオの技術は1960年代に頂点を迎え、以後は安価につくることに重点がおかれ、現在では相当の金額を投じなければ、軽薄な音のするアンプが多くなってしまったようです。

オーディオ全盛時代のアンプはすばらしいのですが、問題は経年変化です。
また、修理するにもメーカーへ問い合わせても修理不能と言われるのがほとんどです。
しかし、VICTORへ問い合わせたら、回路図はこころよく提供してくださいました。

メーカーに修理不能と言われても、修理を受け付けてくれるところもあります。
かなり多額の出費になりますが、それでも修理を依頼する人は多いようです。

AMP修理センター
AMP修理工房

上記は修理技術も高く、部品が手に入らないときは、代替品を使って修理、再生をしてくれます。

AudioGaikan.jpgなるべく程度のよい、オーディオ全盛時代のアンプを手に入れで、これらの修理センターへ依頼するのも良い音で聴く方法のひとつと言えるでしょう。

私は、写真の右側のメインアンプは、オークションで2台落札し、バラしてよいところをとって1台にしたものです。
左のメインアンプはやはりオークションで落札しましたが、思ったより高価だったせいか、かなり程度のよいものがきました。
元箱に入っていて、梱包の中をあけてみても、使用されずに倉庫に眠っていたのではないかと思われるほどのものでした。

AudioBlock1.gif

前にも書きましたが、メインアンプを2台とも同じにしたため、低中高の音色のつながりに不自然さはなく、1台でドライブしているかのように聞こえます。
それでいて、中高音の音が元気になり、低音は引き締まり、全体としてダンピングよくなりました。

バスドラムやティンパニの強打にも安定して、地に響くドスッという重量感のある音が再生されます。
また、今まで以上に音源の善し悪しがわかるようになりました。
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2008年03月27日

バイワイヤーからバイアンプへ

スピーカーにせっかく端子があるのだからということで、バイワイヤー接続をした(実際はトライワイヤー)が、またまた欲が出て、メインアンプを2つにしてバイアンプを試みた。

実は、以前、トライアンプに挑戦して失敗した経験があるので、今回はその苦い経験をムダにしないように考えた。

トライアンプでの失敗は3台アンプを使ったわけだが、情報量は多くなったものの、アンプの種類が全部違っていたため、次第に音色の違いが気になるようになって、不自然さに我慢できなくなったことである。

また、アンプを何台か使う場合、高域は少ないパワーでよいから、小さなアンプという考えが間違いであると悟った。

今回は同じメインアンプを2台用意し、低域も高域も同等にした。
パワーで言えば、低音用160W/8Ω×2、高音用160W/8Ω×2という構成だ。

パワーを示したが、アンプはパワーだけでは語れない。
ドライブ能力だ。
これは実感している。

同程度の出力のパワーアンプが別にあるが、これでやってみると、スピカーはなんともみすぼらしい音しか出てこない。

今回のは、まあ驚くほどのパワーではないが、重さは重量級である。
それは、アンプの体積の大半を占める電源のせいである。

今回のもくろみはうまくいった。
結局、現在発売中の名だたる真空管アンプ、その他のアンプはオークションで売却され、逆に昔のアンプをオークションで手に入れて使用することになった。

オーディオは店員や、オーディオ誌の語り口に惑わされず、自分での耳で聞いて買うべし。

高域だけに160Wものアンプを使っている人がいたら、ぜひコメントください。
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2008年02月28日

バイワイヤー

アンプからスピーカーへの配線を変えてみました。

スピーカーの端子には、低音用(ウーファー)、と高音用(ツィーター)が独立しているものがあります。
これを、スピーカーの裏の端子をそれぞれ+と−を一緒にしてアンプまで配線すれば、スピーカーコードは一本ですみます。

そうしないで、高音、低音別々にアンプまで配線する方法をバイワイヤーと言って、音が良くなると言われています。

電気回路としては、どちらも同じように思えますが、バイワイヤーにした方がスピーカーの逆起電力の影響を防ぐことができます。
ただし、バイワイヤーにすると、片側2本のスピーカーケーブルが必要になります。

私のスピーカーは、端子が低中高と3組ついてるので、片側3本必要です。
ちょっと大変ですがこれを試してみました。
gyakukidenryoku.gif
結果は、音の粒だちが細かくなり、解像度が高くなりました。
3tansi.jpg
その効果は、かなりのもので、ストラビンスキーの「火の鳥」のCDをかけてみたら、フルオーケスラでも濁り感がなくなり、うるさくない感じになりました。
できれば、低中高とそれぞれアンプを専用にしたいところですが、お金があったらやってみたいと思います。sptansi.jpg







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2008年02月07日

アンプ交換

victor_ml10_2.jpg
VICTOR M-L10

今まで使っていたVICTORのM-7050というメインアンプの電源部が故障してしまった。

実はオーディオには、私としてはかなり投資してきた。
アンプも、話題になった真空管アンプ、トランジスタアンプを買って、25年以上前に買ったVICTORのM-7050をお払い箱にしようと思った。

vector.jpg
しかし、いろいろとやってみた結果、一番新しいメインアンプがお払い箱になって、一番古いVICTORのM-7050が再び主力になってしまった。

結局、一番自然にバランスよく鳴ったのがVICTORのM-7050だったからだ。
この経験から、教訓として、オーディオ店のペースに乗らないということを学んだ。
絶対に自分の耳で聞いて買うというしごく当たり前のことだ。

見栄を張ったりすると、裸の王様になり、結局いいカモになってしまうこともある。

だが、始めに述べたようにVICTORのM-7050が壊れてしまったので、修理しようと分解してみたもののすかなりの重傷とわかって、新規購入としたいところだが、なにしろそんなお金がない。

実はもう一台120W×2のアンプを持っているので、それと交換してみた。パワーからして、このぐらいあればいいだろうと思ったからだ。

ところが、まるでみすぼらしい音で、スピーカーのVector6が十分に能力を発揮してくれない。
アンプにドライブ能力がないのだ。

m_l10_trans.jpg
M-L10の電源トランス

それで、オークションでVICTORのM-7050の後発で発売されたM-L10を2台落札して、部品のいいところを使って1台にして使うことにした。
このアンプパワーこそ160W×2なのだが、電源部が強力(トランスだけで15Kgもある)なせいか、Vector6が生き生きと鳴ってくれた。

audio_system.jpg
最近は真空管アンプがブームのようだが、私は真空管だからとかトランジスタだからということにはこだわらない。
結果としていいものを採用したいと思う。

正直、VIVTORというメーカーを軽く見ていたが、今、いいものを作っていたんだと知って、再びアンプ作りに復活してほしいと願っている。

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2007年12月23日

使用中のスピーカー

vector6.jpg現在使用中のスピーカーです。
このスピーカーと巡り会ったのは偶然です。

それまでは、長い間YAMAHAのNS-1000Mにスーパーツィーターとスーパーウーファーをつないで聴いていました。

ある日、レコーディングの会社から試聴用のCDをいただき、聴いてみたところ、そのCDの音があまりにもよかったので、もっと良い装置で聴いてみたいと思ったのがきっかけです。

オーディオ店で、いろいろな機器で試したところ、俄然それまでと違った印象を受けました。
音を言葉で言い表すことは難しいですが、このスピーカーを聴いたとき
「スピーカーも歌うんだ」
と思いました。

オーディオ機器は色づけがなく、ソースをありのまま表現するものが王道と思っていましたので、装置が何かを付け加えることはよくないと思っていました。

このスピーカーの型番ですが、プレートにVECTOR6と印刷されていました。
これが社名かとはじめは思いましたが、これが型番のようです。

若干個性的な音がするところがありますが、再生する音に対して何かよけいなものが足されるという嫌みはなく、スピーカーが歌うという感じがします。

別な言い方をすれば「音楽的」と言いまょうか。
それまで、音楽的なスピーカーなんて、何か特有な音がするんでしょう?
と思っていましたが、逆に、いやこれが音楽を聴くという装置だと思いました。

YAMAHAのNS-1000Mもよいスピーカーですが、このVECTOR6と比べると、冷静というか、やることはちゃんとやっていますよという感じなのです。

それで、どこの国の製品かわからなかったのですが、ある日ツイーターの縁を見たらDenmarkの文字が見えました。
社名はF3というのだそうです。

エンクロージャーは黒塗りのピアノと同じ仕上げです。
写真でご覧のとおり、トールボーイ型をしていますが、上から見ると八角形をしています。
同時に買ったアンプなどは売ってしまいましたが、現在、このスピーカーだけは手放したくないと思っています。

車もカタログにある数字だけでは評価できませんが、特性として以下の数字が並んでいました。

インピーダンス 6 ohms
能 率 92.5db/W/m
許容入力 250W
周波数特性 30-20,000Hz±2db
クロスオーバー 125Hz/600Hz/3500Hz
寸 法 38×115×42cm
重 量 57kg


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posted by dolce at 17:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2007年10月29日

オーディオ試聴会

オーディオ試聴会へ行くのは、メーカー主催のオーディオショーを除けばずいぶん久しぶりだ。
オーディオフアンというのは、必ずしも音楽フアンと同じではないと思っている。
もっとも、音楽もいろいろな聴き方があって、どれがいいとか、正統であるとか基準があるわけでもないと思う。

それでも、音楽を聴いているのか、音を聞いているのかという違いはあるように思う。
もっと具体的な話をすれば、例えば、ギターの録音の再生(もちろんクラシックギター)をするとき、現実のギターよりかなり大きいのは、すごく違和感があって、音楽を再生しているというより拡声器を使っているという感じがする。

試聴会というと、主催者は張り切って、つい音量を上げたくなるのかも知れないが、説得力のある音というのは大きい音ということでもないと思う。

大きな音というのは小さな音があってこそ意味があるのであり、音楽ならpp〜ffをいかに効果的に演奏するかというのが演奏技術のひとつである。

オーディオメーカーのアキュフェーズでは、出力2000Wというメインアンプを発売している。
創業者の春日二郎氏は、なぜこのような大出力アンプを作るのかという質問に対し「静かな音楽を聴きたいから」と答えている。
2000WものアンプはPA用かと思うが、そうではなく、小出力時でもきれいな音を出す。

このようなアンプで音楽を聴くということは、車で言えば、5000cc車で40km/hぐらいのスピードで走るようなものだ。
家庭で聴く場合のアンプの必用な出力は、スピーカーの能率を90dBとすれば、1Wぐらいあればいいと思う。
しかし、入力にパルス性の信号が入ってきたとき、瞬時に大きなピークにアンプが対応しないと、歪んで濁った音になる。

衝撃音やはじく音がそうである。ギターの弦をはじく音には、音程を決める基音の他にパルス性の高調派をたくさん含む。
管弦楽で時折聞こえる合わせシンバルの音など、音量というより衝撃音のパルスがきれいに再生されないと、濁って他のアンサンブルにも影響を与える。

オーディオが好きだという人と話しをするときは「何を好んで聴いているのか」ということがわからないと、なかなか話がかみ合わない。

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posted by dolce at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2007年08月21日

プリアンプ Accuphase C-275

c275.jpg
私が使用しているプリアンプです。
特に、このプリアンプがいいというわけではなく、以前使っていたものが壊れてしまったので、買い換えたということです。

アキュフェーズにしたのは、故障しにくい、サポートがよいという理由です。
確かに、もう10年ぐらい経ちましたか、全く何の問題もありません。
ボリュームのガリもなく、まるで存在感がないがごとく働いています。安定性抜群です。

アキュフェーズについては、いろいろ批評がありますが、一言でいうと「何の色づけもない」ということでしょう。
(ごく細かい視点で見ればあると思いますが)ad275.jpg

何の色づけもないということで「つまらない」という人もいるようですが、私は色づけのない方を好みます。
結局、長くつきあえるような気がします。

レコードを聴きますから、イコライザー・ユニットがつけてあります。

これからもっといいアンプに巡り会うかも知れませんが、私としては装置はほどぼとにして、音楽を聴くという方に多く時間を使いたいと思っています。
そういうことでは、故障がなく安定しているというのがなによりだと思います。

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posted by dolce at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2007年08月19日

EINSTEIN THE CD

einstein1.jpg

CDプレーヤーはドイツEINSTEIN社です。
EINSTEIN社はこのCDプレーヤーを見るまでは知りませんでした。
初めて見たとき、誰かの自作かと思いました。
einstein2.jpg
何台か聴き比べて、これに決めました。
このプレーヤーが変わっているのは、
◆ベルトドライブ
◆上から蓋を開けて、CDを乗せ、さらにインシュレーターを乗せる
◆電源スイッチが正面にない(下側にある)
などです。






einstein4.jpg
EINSTEIN社のCDプレーヤーは、商品としてはこれ1台だけです。
よくわからないところもある機械なので、オーディオ年鑑で調べたら5年の歳月をかけて開発されたと書いてありました。
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posted by dolce at 10:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2007年08月18日

EXCLUSIVE P3a

p3a.jpg
筆者が使っているアナログ・プレーヤーEXCLUSIVE P3aです。

■フォノモーター部 
モーター形式 リニアトルクDCホールモーター
軸受け構造 SHローター方式
駆動方式 ダイレクトドライブ
制御方式 クォーツPLL
回転数 33 1/3  45rpm
回転数精度 0.001%
回転ムラ 0.003%(WRMS)(FG法)
0.015%(WRMS)(JISレコード法)
S/N 95dB(DIN-B)
起動トルク 10kg−cm2
対負荷特性 針圧1.5kgまで回転数変化なし
起動特性 0.3秒(33 1/3rpm時)
ターンテーブル 32cmアルミ合金削り出し(重量2.8kg)
慣性質量 700kg−cm2

■トーンアーム部                   
形式 ダイナミックバランス型 ツインパイプ交換方式
インテグレーテッドシェル付ストレートパイプ
および S字型ユニバーサルパイプ付属
アーム有効長 282mm
オーバーハング 12.5mm
トラッキングエラー角 +1.85度〜−1.10度
針圧調整範囲 0〜3g(0.1gステップ)
適合カートリッジ重量 2.6〜24g(ストレート)
6〜38g(S字ヘッドシェル込)
(ウェイト交換方式)
高さ調整範囲 +8mm〜−4mm
出力コード ローインピーダンス金メッキプラグ付(無酸素銅線)
ベース取り付け部 コレクトチャック方式
制動部 シリコンオイルによる低域制動機構
(ダンピング係数可変方式)
付属機構 ダイレクトレバー方式アンチスケーティング
シリコンオイルダンプ方式アームリフター
DRA(ダイナミックレゾナンスアブソーバー)

総重量47Kg

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posted by dolce at 15:19 | Comment(0) | TrackBack(1) | オーディオ

2007年08月18日

DENON DL-103

dl103.jpg
筆者が試聴(鑑賞)用に使っているオーディオ機器を紹介します。
まず、カートリッジですが、放送局御用達で有名なDL-103です。

昭和45年以来ずっと製作されており、コストパフォーマンスに優れています。
私は近くのオーディオ店で2万円で買いました。
クセがなく、どのジャンルの音楽も安定して再生します。

人によっては特徴がないと言われますが、これは自己主張をしないとも言えます。
とんでもない価格のカートリッジもありますが、価格対満足度を考えると首をかしげたくなるものもあります。

その点このDL-103は良心的な価格設定だと思います。
また、現行製品であるという安心感もあります。
dl103kikaku.gif
dl103tokusei.jpg
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posted by dolce at 14:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

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