
2006からのアップグレードだから、費用はそれなりにかかった。
今回のアップグレードで、64ビットに対応したのでVistaの64ビットで使っている。
やはり、動きは快適である。
Finaleのライバルはシベリウスだが、楽譜を書くソフトとしては最強であると思う。
楽譜を書くソフトのアップグレードで何が変わるのだろうと思うが、演奏機能がアップしてきた。
音源がよくなって、次第にシーケンサーの音源に近づき、機能そのものもシーケンサーがなくてもよいようになってくるように思う。
今回、特に気になったこととして、従来、音を出すだけの機能だったものが、なんとか表情をつけようと考えているのだなと感じたことだ。
しかし、書かれた音符を音楽的に解釈して表情豊に機械が演奏するということは、かなり難しい。
全音符の場合、ただ素直に音を伸ばすだけでなく、変化させている。しかし、どうも気持ち悪い。
それは、必ず「音を押す」感じになっていることだ。
何でもかんでもワンパターンで音を押されるのはいただけない。
しかし、人工知能が搭載されて、やがてそうでなくなるかも知れない。
そうなってきたら、いよいよ、音を並べるだけの演奏者はいらなくなる。
人間より機械の方が表情豊になったら、どうなるんだろう。


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