
右の写真のCDは、オイストラフ、ロストロポーヴチ、セル/クリーブランドというすごいメンバーだ。
私はレコードで所有しているが、CDでの音は聴いたことがない。
私はヴァイオリンがベルリンフィルのコンマス・安永徹、チェロが同首席・ゲオルク・ファウストという豪華ゲストで演奏に参加させていただいたことがある。
自分も演奏者として参加すると、当然、楽譜は読む。
私はクラリネットだが、クラリネットの楽譜を読むだけでなく、指揮者のようにスコアも読んでおく。
管楽器奏者は指揮者と同じぐらいスコアを読んでおかなければいけない、と言われたことがある。
自分が経験すると、有名な奏者たちがいかに上手いかそれこそ身を持って体験する。
この曲の劇的な出だしは印象的である。
オーケストラの協奏に続いて、チェロの独奏が登場する。
ここのところがたまらない。
ブラームスはチェロにいいメロディーを書くので、チェロが好きだったのだろう。
そんなに長い曲ではないが、印象的な部分の多い曲である。
また、演奏に参加させていただきたい曲である。



